緑内障 点眼薬

房水の産生を抑えて眼圧を下げる点眼薬

房水の産生を抑えて眼圧を下げる点眼薬

 

緑内障の原因である眼圧の上昇は、房水の排出障害によっても起こります。ですので、その房水の産生自体を抑え、眼圧を下げるのがこのタイプの点眼薬です。

 

β遮断薬、炭酸脱水素酵素阻害薬が当てはまります。また、β遮断薬と炭酸脱水素酵素阻害薬の合剤もあります。

 

 

β遮断薬

房水は毛様体のβ受容体が刺激されて作られます。β遮断薬でβ受容体の働きをブロックして、防水の産生を抑えます。 個人差はありますが、房水の産生が30%から50%ほど減ります。現在、最も眼圧を下げる効果が高いプロスタグランジン関連薬が開発されるまでは、緑内障の点眼薬の中で1番効果が高かったです。 今もプロスタグランジン関連薬が使えない人や、プロスタグランジン関連薬だけでは眼圧が十分下がらない人にはよく使われています。そのプロスタグランジン関連薬とは眼圧を下げる仕組みが違うので、一緒に使うと効果が高くなります。
炭酸脱水素酵素阻害薬

人間の体内には代謝の促進を助ける炭酸脱水素酵素という酵素が存在しています。水分や炭酸ガスを代謝する過程での様々な化学反応で、酵素として働いています。 目においては房水の産生に関係しています。この炭酸脱水素酵素を阻害する点眼薬を使う事で、酵素の働きが抑制され、房水の産生を抑えられます。 以前は内服薬でしたが、高い効果がある一方、全身への副作用が強く、長期連用が難しかったです。そこで、副作用が少ない点眼薬が開発されました。 ただ、プロスタグランジン関連薬やβ遮断薬と比べるとやや効果が低いので、補助的に使う事が多いです。そのプロスタグランジン関連薬やβ遮断薬と眼圧を下げる仕組みが違うので、一緒に使うと効果が高くなります。
β遮断薬+炭酸脱水素酵素阻害薬

房水の産生を抑えて眼圧を下げる点眼薬

上記2つの合剤で、効果を併せ持っています。 β遮断薬によるβ受容体の働きのブロックと、炭酸脱水素酵素阻害薬による酵素の働きのブロックのダブルの効果で房水の産生を抑制します。 緑内障患者の中には、1剤だけでは長時間眼圧をコントロールする事が難しく2剤併用する人も多いです。 しかし、併用する場合は点眼間隔を空ける事が必要で、手間や差し忘れの問題が起きていました。 それを解消する為、β遮断薬+炭酸脱水素酵素阻害薬の配合剤として最初に開発されたのがコソプトです。 チモロールとドルゾラミドが配合されています。 チモプトールは1日2回、トルソプトは1日3回点眼ですが、コソプトは1日2回でOKです。 コソプトに続いて2番目に開発されたのがアゾルガです。 チモロールとブリンゾラミドが配合されています。 この様に配合剤にはメリットが多いですが、残念ながら全ての薬の配合剤を作れる訳ではありません。 薬の種類が増え過ぎてしまいますし、製薬会社も売れない配合剤を作るメリットはないので、効果があり、配合に適した薬が選ばれます。

他の点眼薬は?

これらの房水の産生を抑えて眼圧を下げる点眼薬に対して、房水の排出を促して眼圧を下げる点眼薬もあります。

詳しくはこちら

また、房水の産生を抑える作用と、排出を促す作用の両方を兼ね備えている点眼薬もあります。

詳しくはこちら

併せてチェックしてみて下さい。
緑内障予防・改善に最適なサプリメント!

房水の産生を抑えて眼圧を下げる点眼薬

めなりの詳細はコチラ