ブリモニジン 緑内障

ブリモニジン

ブリモニジン

房水の産生を抑える作用と、房水の流出を促す作用を併せ持っています。

主に開放隅角緑内障正常眼圧緑内障の治療に使われます。

 

アドレナリンα2受容体作動薬に分類されます。このタイプで緑内障の治療薬として承認されたのは国内初です。

 

ブリモニジン

長期連用でも安定した眼圧降下作用が期待出来ますが、効果の高さは標準薬のβ遮断薬やプログラスタンジン関連薬と比べるとやや劣ります。

他の標準薬が副作用で使えない時や、効果が不十分な場合に第2、第3選択されます。

 

単独でも、他の緑内障治療薬と併用しても使えます。特にプロスタグランジン関連薬との併用で高い効果を発揮し、その効果が長期に渡って持続します。

 

 

作用

  • アドレナリンα2受容体に選択的に作用し、房水の産生を抑えると共に、ブドウ膜強膜流出路からの房水の流出を促します。
    α2受容体の中でも、特にα2A受容体に対する親和性が高いです。

ブリモニジン

ブリモニジンの臨床試験

  • 動物実験
    ブリモニジンの使用により、眼房水の産生を1時間後に最大43.9%抑制しました。
  • 眼圧降下作用
    緑内障の患者74人を対象に行った実験です。74人を無作為に分け、43人にはブリモニジン、残りの42人にはプラセボ(偽薬)を点眼してもらいます。

     

    1日2回の点眼を4週間続け、眼圧変化値から効果を測定します。下がった眼圧の平均はブリモニジンが3.7、プラセボが2.3でした。プラセボよりもブリモニジンの方が明らかに眼圧が低下し、緑内障の治療に有効な事が分かりました。

  • チモロールとの比較
    緑内障治療の標準薬であるチモロールとの効果を比較する実験です。103人のブリモニジンを点眼する患者と、93人のチモロールを点眼する患者の眼圧降下を比較しました。

     

    1日2回の点眼を4週間続け、眼圧変化値から効果を測定します。下がった眼圧の平均はブリモニジンが3.1、チモロールが4.6でした。
    チモロールの数字には及ばず、同等の効果があるとは言えませんでした。

 

使用方法

  1. 1日2回点眼します。
  2. 通常、1回に1滴点眼します。上手く命中しなかった場合のみもう1滴差してもOKです。多く使い過ぎると全身性の副作用が出やすくなるので注意して下さい。
  3. 他の点眼薬と併用する時は5分以上間隔を空けましょう。β遮断薬の持続性製剤と併用の場合先にブリモニジンを点眼し、10分以上空けて最後にβ遮断薬を使って下さい。

 

点眼の仕方

  1. 出来るだけ仰向けで点眼しましょう。清潔な手で下まぶたを下に引き、容器の先が直接目に触れない様に注意して下さい。薬液汚染防止の為です。
  2. 点眼後はゆっくり目を閉じまばたきせずに1〜5分ほど閉じたままにします。この時、目頭を指で押さえておくと薬液が鼻や口に回らず、苦くありません。全身性の副作用も予防出来ます。
  3.   

  4. 皮膚のかぶれ予防の為溢れた点眼液はすぐに拭き取りましょう。

副作用

  • 結膜炎、角膜炎、眼瞼炎
  • 充血、目のかゆみ、かぶれ
  • 口内乾燥、眠気、めまい、低血圧、徐脈

    ※微量だが体内に吸収され、全身性の副作用が出る場合があります。
    重症化する事はまずありませんが、普段と違う症状に注意して下さい。
    点眼薬の全身への吸収は、正しい点眼方法を守る事である程度防げます。

注意事項
  • 持病、アレルギー、服用している薬がある方医師に相談しましょう。
  • ごく少量でも体内に吸収されると全身的な副作用が出る恐れがあります。脳血管障害、心血管疾患、起立性低血圧の方は慎重に使って下さい。
  • 2歳未満の乳幼児は使用出来ません。
  • 心臓病の薬、高血圧の薬、鎮静薬など精神・神経用薬、オピオイド系鎮痛薬などと相互作用を起こす恐れがあるので注意して下さい。
緑内障予防・改善に最適なサプリメント!

ブリモニジン

めなりの詳細はコチラ