ジピベフリン 緑内障

ジピベフリン

ジピベフリン

散瞳薬の一種で、薬理学的には交感神経刺激薬に分類されます。

眼圧降下作用はあまり強くありません。 有効成分のジピベフリンは、アドレナリンをエステル化して酸化分解を受けにくくしてあります。

 

狭隅角ではない開放隅角緑内障や、正常眼圧緑内障の治療に用いられます。

閉塞隅角緑内障の治療には使えません。

 

長期連用によって隅角閉塞を起こす事があるので注意が必要です。

かすみ目などの副作用も出やすいので、以前ほどは処方されていません。

 

 

 

作用

  • ジピベフリンが眼内で加水分解され、アドレナリンに転換して効果を発揮します。 主に2刺激作用による繊維柱体からの房水流出促進によって眼圧を下げますが、房水の産生を抑制する作用も持ち合わせています。
    点眼初期は一時的に房水の産生を増加させますが、その後、減少に転じます。

アドレナリンの作用

  1. 隅角線維柱帯β2受容体刺激
     房水の流出を促進させる
  2. 毛様体のα受容体刺激

     輸入動脈収縮により、血流量が減少して房水の産生を抑制する

  3. 毛様体のβ受容体刺激
     血管を拡張し、房水の産生を上昇させる

作用の強さは2>3なので、結果的に房水の産生は抑制されます。

使用方法

 

  1. 添付溶剤に溶解し、1日1〜2回点眼します。通常は低濃度製剤(0.04%)を使用し、効果が不十分な場合は高濃度製剤(0.1%)に切り替えます。
  2. 通常は1回に1滴点眼します。上手く命中しなかった場合のみもう1滴差してもOKです。
  3. 他の点眼薬と併用している時は点眼間隔を空けましょう。
  4. 溶解後1か月以内に使用し、残った場合は廃棄して下さい。

 

点眼の仕方

  1. 出来るだけ仰向けで点眼しましょう。清潔な手で下まぶたを下に引き、容器の先が直接目に触れない様に注意して下さい。

    薬液汚染防止の為です。

  2. 点眼後はゆっくり目を閉じまばたきせずに1〜5分ほど閉じたままにします。この時、目頭を指で押さえておくと薬液が鼻や口に回らず、苦くありません。全身性の副作用も予防出来ます。
  3.   >皮膚のかぶれ予防の為、溢れた点眼液はすぐに拭き取りましょう。

副作用

  • 瞳が開くので、眩しかったり、物がかすんで見えます。
     

    数時間で回復するので心配いりませんが、この間は車の運転など危険な操作や作業は控えて下さい。また、太陽光や強い光を直接見ない様にしましょう。
    日差しが眩しい時はサングラスをかけて下さい。

  • かゆみ、痛み、充血、まぶたの発赤
     痛みや充血がひどい場合は早めに受診しましょう。

     

  • 眼類天疱瘡
     めったにありませんが、ひどい充血や腫れ、痛みに注意して下さい。

  • 頭痛、動悸、発汗、手の震え

     稀ですが、微量が体内に吸収され、全身的な副作用が出る事もあります。特に高血圧や心臓病など循環器系の持病がある人は要注意です。

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注意事項

以下の方は使用前に医師に相談しましょう。

  • 持病アレルギーがある方や、他の薬を飲んでいる方は使用前に医師や薬剤師に相談しましょう。
  • 散瞳薬は隅角を閉塞させる事があるので、狭隅角を伴う場合は使えません。間違って使ってしまうと、急性閉塞隅角緑内障を発症する恐れがあります。
  • 微量ながら体内に吸収されると、心血管系に悪影響を及ぼす可能性があるので、高血圧症、動脈硬化症、心臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症の人は慎重に使って下さい。
  • また、チモプトールなどβ遮断作用の点眼薬、三環系抗うつ薬、MAO阻害薬抗うつ薬併用すると急激な血圧上昇を招く恐れがあるので注意して下さい。
  • 妊娠中や授乳中の方への安全性は確立されていません。

    妊婦さんは治療による有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ使用出来ます。
    授乳中の方がやむを得ず使う場合授乳を中止しましょう。

  • 子供の使用に対する安全性も確立されていません。
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