レボブノロール 緑内障

レボブノロール

レボブノロール

緑内障の治療薬として2001年に発売されました。
β遮断薬(非選択制)に分類されますが、弱いながらもα1遮断作用を持ち合わせています。

 

 

2つの作用がある上、レボブノロールの主代謝物のジヒドロレボブノロールもβ遮断作用を発揮するので、通常1日1回の点眼でOKな持続型点眼薬です。

 

主に緑内障の治療に用いられますが、打撲などによる一時的な高眼圧症にも使われています。
優れた眼圧降下作用があり、色々な種類の緑内障に有効なので、標準的治療薬の1つとしてよく使われています。

 

 

作用

  • β受容体遮断作用で房水の産生を抑えると同時に、α1遮断作用でブドウ膜強膜流出路からの房水流出量を増やします。

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使用方法

  1. 通常は1日1回ですが、効果が不十分な場合もう1回のみ点眼出来ます。普通は1回1滴で、上手く命中しなかった場合のみもう1滴差してもOKです。何滴も差すと全身性の副作用が出やすくなって危険です。
  2. 他の点眼薬と併用している時は点眼間隔を5分以上空けましょう。

 

点眼の仕方

  1. 出来るだけ仰向けで点眼しましょう。清潔な手で下まぶたを下に引き、容器の先直接目に触れない様に注意して下さい。薬液汚染防止の為です。
  2. 点眼後はゆっくり目を閉じ、まばたきせずに1分から5分ほど閉じたままにします。この時、目頭を指で押さえておくと薬液が鼻や口に回らず、苦くありません。全身性の副作用も予防出来ます。
  3. 皮膚のかぶれ予防の為、溢れた点眼液はすぐに拭き取りましょう。
  4.  

副作用

  • 刺激感、しみる、かゆみ、かすみ目
  • 充血、まぶたの腫れ
  • 角膜障害

    ※目に乾燥感やゴロゴロ感を感じ、角膜に傷が出来る事があります。
    痛みがひどい時は早めに受診しましょう。

  • 頭痛、めまい、動悸
    全身性の副作用にも注意が必要です。

    微量ながら有効成分が体内に吸収され、薬理作用で喘息発作を引き起こしたり、心臓や血圧に悪影響を及ぼす恐れがあります。
    普段と違う症状が現れたら受診しましょう。
    点眼薬の全身への吸収は点眼の仕方である程度防げるので、決められた方法を守りましょう。

注意事項

以下の方は使用前に医師に相談しましょう。

  • 喘息心臓病など持病がある
  • 他の薬を使っている、途中で使う事になった
  • うっ血性心不全、不整脈、コントロール不十分な糖尿病、アシドーシス罹っている
  • 甲状腺中毒症の疑いがある
  • 妊婦中妊娠の可能性がある人、授乳中

    ※妊娠中はなるべく避け、どうしてもの場合のみ必要最小限で使用しましょう。
    授乳中も同様で、やむを得ず使用する場合は授乳を控えましょう。

  • 乳児、幼児、子供

    ※安全性が確立されていません。

 

また、以下の方は使用出来ません。

  • 現在喘息、または罹った事がある
  • 気管支痙攣、重い慢性閉塞性肺疾患
  • 洞性徐脈房室ブロック、コントロール不十分な心不全心原性ショック
  • β遮断薬過敏症になった事がある

レボブノロールは点眼薬だけではなく、心臓や高血圧の内服薬としてもよく処方されます。

内服薬のβ遮断薬やカルシウム拮抗薬と併用すると、副作用が強まる恐れがあります。

以下の薬との飲み合わせに注意して下さい。

内服薬または注射薬のβ遮断薬

(インデラル、カルビスケン、ミケラン、テノーミン、セロケン、メインテート、アテノロール、プロプラノロール塩酸塩、メトプロロール)

※眼内圧や全身性の副作用が増強する恐れがあります。

 

カルシウム拮抗薬

(ワソラン、ヘルベッサー、ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩)

※房室伝道障害、左室不全、低血圧を起こす危険があります。

 

アドレナリン、ジピベフリン塩酸塩

※散瞳が起こる可能性があります。

 

カテコールアミン枯渇剤

※交感神経系を過剰に抑制し、低血圧、徐脈を引き起こし、めまい、失神、起立性低血圧に繋がる恐れがあります。

 

ジギタリス製剤(ジゴキシン、ジギトキシン)

※房室伝道時間を更に延長する場合があります。

 

フェノチアジン関連化合物(クロルプロマジン)

※血圧降下を引き起こす可能性があります。

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